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富士観光 富士山はその優美な姿から、登山だけでなく、富士山が見える場所は著名な観光地となっていることが多い。 箱根は富士山が望めるうえに、東京から近く温泉や歴史・美術館や各種の乗り物が楽しめることもあり、年間を通じて内外の観光客が絶えない。夏は避暑地としても有名である。 富士五湖は東京から近いうえに、湖に投影する富士山の姿が「逆さ富士」として日本銀行券にもその姿が採用されているほどで、大規模な遊園地なども立地しており、富士山有料道路の基地ともなっている。冬は凍結した湖の上での釣りが楽しめることもある。 防災対策 大沢崩れ(山体中央を縦に走っている大きな溝) 大沢崩れ(山体中央を縦に走っている大きな溝) * 火山噴火予知連絡会(気象庁) - 富士山のみを限定するものではないが、日本の火山活動についての検討を実施する。状況に応じて見解を発表するが、噴火の日時を特定して発表することはない。定例会は年3回実施されるが、噴火時には随時開催される。2000年10月に富士山の低周波地震が増加した際は、ワーキンググループが設置され、富士山に関する基礎データの収集・整理、監視体制の検討、火山情報発信の方法などが集中的に検討された。 * 富士山ハザードマップ検討委員会(内閣府防災担当) - 噴火時の広域避難のために必要なハザードマップの作成が、検討委員会を通じて進められている。 * 富士直轄砂防事業(国土交通省) - 大沢崩れを源にして発生する大規模な土石流から、下流の保全対象を守る砂防事業を実施中。 富士山測候所 富士山最高峰剣ヶ峰とドームの撤去された富士山測候所 富士山最高峰剣ヶ峰とドームの撤去された富士山測候所 富士山レーダードーム(富士吉田市) 富士山レーダードーム(富士吉田市) 日本最高峰の富士山で気象観測すれば台風の予報に役立つとしてかなり早い時期から富士山での気象観測が検討された。 明治13年(1880年)からときおり富士山での気象観測が行われていたが、昭和7年(1932年)より富士山臨時測候所が開設され、通年測候が行われた。観測結果は超短波無線機で気象庁に送られた。昭和11年(1936年)に日本最高峰の剣ヶ峯に測候所を移転して、常設の測候所となった。これは当時世界最高所の常設気象観測所である。昭和39年(1964年)9月10日にレーダーが設置された。この富士山レーダードームは富士山頂のシンボルとして登山者にも親しまれた。ちなみに建設は「夏季の短期間にしか行えない」「火口から吹き上がる風を読むのが難しい」などの理由から困難を極め、NHKのテレビ番組「プロジェクトX」でも紹介されたほか、気象庁職員在職時代に富士山レーダーの建設の建設責任者として深くかかわった小説家・新田次郎の小説「富士山頂」でも、建設の経緯が詳しく描かれている。 その後気象衛星の発達により山頂からのレーダー観測は必要性を失い、レーダー観測は1999年11月1日に廃止、測候所は2004年9月30日に無人化された(実際は悪天候のため10月1日に無人化)。現在は無人で気温・湿度・気圧の観測が続けられている。廃止された気象レーダードームは、富士吉田市の富士山レーダードーム館(道の駅富士吉田内)に展示されている。 なお、日本一高い山である富士山は、日本一強い風が観測された場所でもある。昭和41年(1966年)9月25日には台風26号がすぐ西を通過し、測候所で南西の風91.0m/sを観測した。これは最大瞬間風速の日本記録である。 多彩な模様を示す富士山 群馬県上空から見る富士山と利根川 群馬県上空から見る富士山と利根川 富士山は、見る場所・角度・季節・時間によって富士山の表情は非常に変化する。この項目では代表的な富士山の姿を掲載する。 赤富士 夏の朝、露出した山肌が朝焼けによって赤くなった姿をいう。葛飾北斎をはじめとした画家が「赤富士」を描いた絵画を残している。 紅富士 雪化粧した富士山が朝日や夕日で紅色に染まる姿をいう。 逆さ富士 富士山が、非常に水面の穏やかな湖面に写り、逆さの富士山が綺麗にみえる姿をいう。 ダイヤモンド富士 富士山の頂上より太陽が昇った時、富士山の頂上が光る姿をいう。田貫湖がスポットである(年2回)。 傘雲を伴う富士山 富士山の頂上に傘をかぶったような雲が乗ることがある。その際は、次第に麓では曇りまたは雨になることが多い。 富士がつく地名 富士山が日本を代表する名峰であることから、各地に「富士」の付く地名が多数存在する。富士山の麓として静岡県に富士郡、富士市・富士宮市、山梨県に富士吉田市・富士河口湖町があるほか、よくあるものとして富士が見える場所を富士見と名づけたり(例:埼玉県富士見市)、富士山に似ている山に「富士」の名を冠する例(信濃富士など)がある。海外に移住した日本人たちも、自分たちの住むところの近くの山を地名をつけて「○○富士」と呼ぶこともある。 各地に存在する郷土富士(富士と名の付く山) 少なくとも、314座を超える数の、郷土富士(富士と名の付く山)がある。ここでは、この一部を紹介する。他の山については郷土富士内の一覧を参照のこと。 * 北海道 o 利尻富士(利尻岳) o 蝦夷富士(羊蹄山) * 本州 o 津軽富士(岩木山:青森県) o 岩手富士または南部富士(岩手山:岩手県) o 出羽富士(鳥海山:山形県) o 吾妻富士(東吾妻山:福島県) o 榛名富士(榛名山:群馬県) o 富士山(千葉県君津市大坂) o 近江富士(三上山:滋賀県) o 伯耆富士(大山:鳥取県) o 若狭富士(青葉山:福井県) * 四国 o 大洲富士(冨士山:愛媛県) * 九州 o 豊後富士(由布岳:大分県) o 薩摩富士(開聞岳:鹿児島県) o 糸島富士(可也山:福岡県) * フィリピン o マヨン富士(マヨン山) * アメリカ o タコマ富士(レーニア山:ワシントン州) o アメリカの富士山(セント・ヘレンズ山:ワシントン州) o オレゴン富士(フッド山:オレゴン州) その他に富士を名乗った企業名・列車名など 「富士山のように日本を代表する存在になる」、「富士山がきれいに見える土地で創業・営業」、などの理由で名づけられている。 * 富士銀行(現みずほ銀行・みずほコーポレート銀行) * 富士電機 * 富士重工業 * 富士化成工業 * 富士火災海上 * 富士急行 o フジサン特急 o 富士急ハイランド * 富士紡績 * 富士フイルムホールディングス o 富士フイルム o 富士ゼロックス * 富士通 * 富士(特急列車) * フジテレビジョン o フジサンケイグループ o 夕刊フジ * エフエム富士 * 武富士 * 富士ロビン * 富士硝子 * フジ (チェーンストア) * 富士山マガジンサービス * フジテック o フジテック前駅 * 富士製粉 * フジ日本精糖 * フジワーク 追記:富士電機とその関連会社の富士通の社名は、古河電気工業とドイツ・ジーメンス社が合弁会社を作るとき、古河の「ふ」とジーメンスの「じ」を掛け合わせたもので、直接富士山から取られたわけではない。しかし漢字は富士山から取っている。 * 大相撲 o 北の富士 o 千代の富士 o 富士櫻 o 旭富士
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